Valley(ヴァレイ)ナイロン撥水ガウン
以前も紹介させていただきましたガウン。
前回のポリエステル撥水黒ガウンとは色違いのナイロン撥水ガウン。
ナイロンとポリエステルの違いって何???
★ナイロンは丈夫で軽くて機能性の高い生地ですが、吸湿性が低く、熱に弱い。アイロンなど注意です。
★ポリエステルは逆に吸湿性が高く、熱に強いといった特徴があるようです。しかし、丈夫さ、軽さ、伸縮性はナイロンに劣るようです。
似てるようで結構違います。
ナイロンとは?
ナイロンとは、主に石油を原料とする「ポリアミド」とよばれる合成樹脂から作られた繊維のことをいいます。1935年にアメリカのデュポン社によって開発されたナイロン(ポリアミド)は、当初女性用ストッキングとして人気を集め、その後世界中へ広まっていきました。そして現在、世界でもっとも生産量の多い合成繊維はポリエステルですが、2番目に多いのがナイロンとなっています。耐久性の高さ、軽さなどの機能面とあわせて、合成繊維でありながら染色しやすいという特性も持つため、衣料品を中心に幅広く活躍している素材です。
特徴1:摩擦に強い
ナイロンは綿の約10倍といわれているほど、とにかく摩擦に強い素材です。そのため、洗濯による劣化が少なく、アウターやバッグなど外気に触れるアイテムも長く安心して使うことができます。同じくポリエステルも摩擦に強い素材ですが、比較するとナイロンの方が高い耐久性をもっています。
特徴2:軽い
ナイロンは丈夫でありながら、軽いというのも大きな特徴です。もちろん天然繊維よりは格段に軽く、ポリエステルよりもナイロンの方が若干軽量です。これも衣料品として重宝されている理由のひとつです。
特徴3:伸縮性に優れている
ナイロンは繊維自体に伸縮性があるため、衣服としては着やすくて動きやすい素材です。この伸度もポリエステルより、ナイロンの方が優れています。
特徴4:吸湿性が低い(デメリット)
ナイロンは吸湿性が低く、インナーなどの肌に触れる衣服には不向きな素材です。またアウターとしても、湿気が多い場所では蒸れてしまいます。この吸湿性という面では、ポリエステルの方が優れています。
特徴5:熱に弱い(デメリット)
ナイロンの最大の弱点は、熱に弱いという点です。乾燥機・アイロンを使用すると変形する可能性がありますので、取り扱いには注意する必要があります。一方でポリエステルは熱に強い素材のため、ここにも大きな違いがあります。
ナイロンの取り扱い上の注意
ナイロンの注意点は、先ほどの特徴でもあげた「熱に弱い」という点です。素材自体の耐久性や摩擦にはとても強いので、洗濯は気兼ねなく行うことができますが、乾燥機やアイロンを使用することはできません。また、日光に当て続けると日焼け・変色が起きてしまうので、洗濯後の乾燥方法にも注意が必要です。
参照サイト:https://book.nunocoto-fabric.com/14052
│合同会社Valley(ヴァレイ)とは
奈良県で縫製工場を営むアパレルベンチャーの「ヴァレイ」は、おもに婦人服の縫製を手がける社員8人の会社です。
(※バレイではなく、ヴァレイです。)
ヴァレイでは「マイホームアトリエ」という、独自のシステムを使用しており、全国に約200人の縫製職人が登録をしているそうです。
マイホームアトリエとは・・・工場で裁断した生地を職人へ送り、職人は縫製して工場へ送り返すそうです。
いわば、リモート縫製。
職人が在宅のまま作業することを可能にしました。
この仕組みにより、わずか8人の社員で2か月で10万着の生産をしたそうです。
合同会社ヴァレイの詳細はコチラ
カラーバリエーションは左からブルー、ピンク、クリームの3色。